ドライバー弱点克服
私もドライバーショットが苦手でした
ゴルフを始めて間も無い頃、私もドライバーショットが苦手でした。
スポーツ経験が長かったこともあり人一倍体力には恵まれていましたが、それが仇となり曲がり幅がとてつもなかったというところです。
1ラウンドに10回のOBは当たり前。ドライバーショットが全てOBだったということもありました。私と同じような経験をされている、またはいま正にそうだという人も多いのではないでしょうか。
試合を観戦する機会に恵まれて
20年ほど前、日本プロトーナメントという試合を観戦する機会に恵まれ、朝から晩まで会場にいた時のことです。
試合風景はテレビ中継もあり、誰でも見る機会があるでしょうが、ラウンド前の練習風景は、会場に行かないと見ることができません。私は試合よりそちらに興味が湧き、朝から昼まで噛り付いて観察していました。
すると、ある飛距離自慢のトッププロが見慣れない練習をしていることに気付きました。トーナメントでは練習場でも芝生の上からボールを打てるのにも関わらず、ドライバーのような高いティアップでサンドウェッジを打つ練習をしていたのです。
なぜそんな実戦で役立つ事のない練習をしているのかどうしても気になって、そのプロのキャディさんに聞いてみました。
あれだけプロが上手く打っていたのに
「あれはドライバーショットの練習だよ。お兄さんもやれば分かるさ。」
返事してくれたことに興奮しながら、次の日近所の練習場でやってみました。もちろんちゃんと打てることはありません。あれだけプロが上手く打っていたのに…。
症状としてはいわゆるダルマ落とし、要はティを打ってしまうんですね。ボールにかすりもせずティより後ろにいってしまうこともありました。
そこで気付いたのは、ちゃんと当てたい一心でクラブを上から鋭角に叩き込んでしまっていることでした。横から払い打つ意識で打って見ると、私でもサンドウェッジで当たるようになりました。
その感覚を持ってドライバーを打って見ると、曲がり幅の大きいスライスが半分以上減っていることに気がつきました。
今ではOBの数も大幅に減り、5ラウンドOB無しという経験もするようになりました。
ドライバーの練習をアイアンでするという一見奇抜な練習方法に思えますが、効果はテキメンでした。
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